白い魔女 vol.6

ネットでみつけたビアン小説

白い魔女 vol.6■

蜜壺に滑り込んだ真弓の指は、その蜜を指にまぶすように蜜壺の中をこね回している。
思い出したようにゆかりの蜜壺が熱く濡れ始め、やがて淫靡な音を吐き出した。
カランから吐き出されるぬるま湯は、洗面器の7分目ほどで止められた。
御堂は慣れた手つきでガラス瓶から薬液を洗面器に適量注ぎ込んだ。
床のタイルに硬い音を立てて再び置かれたガラス瓶のラベルに、ゆかりは『グリセリン』の文字を、
そしてその横の置かれた浣腸器には、200mlまでの目盛りを読み取った。
その胸に不安と動揺が拡がってゆく。
「さぁ、大人しくしているのよ。お浣腸は初めて?」
「はい」
「そう。それじゃ最初は半分にしてあげるわね」
御堂はそう言いながら、浣腸器の先端を洗面器に入れた。透明なシリンダーの中に渦を巻いてグリセリン液が満たされてゆく。
浣腸器の半分までグリセリン液を吸い上げると、その先端を上に向けて指先で押さえた。
それを見て真弓は、その顔に微笑みを浮かべながら蜜壺から指を抜き、ゆかりの裏の窄まりにその蜜を擦り付けた。
御堂の持つ浣腸器が傾けられ、冷たいガラスの嘴がゆかりのアナルに差し込まれた。
「今度はどんな声で泣くのかしらぁ?」
その言葉が合図のように、体温よりも低く温度調節されたグリセリン液は、ゆっくりと流れ込み、ゆかりの直腸内を満たしていった。
「うっ、うぅぅ〜ん」
次第に高まってゆく圧迫感に、ゆかりの口からうめき声が漏れる。
「力を抜いてぇ〜。もうすぐよぉ」
火照りの納まりきらないゆかりの体に、新たな陵辱感が拡がってゆく。
やがてゆかりのアナルは全ての浣腸液を飲み込んだ。
「どう?。大丈夫?」
「あっ、はい。どうにか」
「そう、それじゃもう1本入れましょうか」
そういって御堂は洗面器から新たに浣腸液を吸い上げた。
今度は荒々しく吸い上げ、浣腸器の先端を素早くゆかりのアナルに突き立てた。
2本目は腹圧が高まっているためか、多少強引さを感じる注入の仕方だった。
「どう? まだ入るわねぇ」
「ああっ、くっ苦しいっ……ですっ」
「お浣腸してるんですから、苦しいのは当たり前です」
真弓が院長らしい口調で厳しく言いはなった。
「でっ、でも」
「ほら、あと少しよ」
御堂は妖艶な笑みをその顔に張り付けたまま浣腸器を押し続けた。
真弓がゆかりの下腹に手を伸ばし、その張り具合を見ている。思った通り200ml位ではたいした張りは感じられない。
しかし本人はかなり苦しいはずだ。
入れられたのはただのお湯ではなく、プロの作った浣腸液なのだから。


そしてそれは思ったよりも早く訪れた。
猛烈な排泄感がゆかりの直腸内で嵐となって吹き荒れ始めたのだ。
ゆかりは額を強く腕に押し付けた。息を止めて耐えた。
しかし膨れあがる排泄感は止まるところを知らず、ゆかりを苦しめ続ける。
「もっ、もうだめですぅ」
「もう我慢できないの? もう少し我慢しなさい」
「でも、もう……」
「ダメ、まだ我慢できるでしょう」
「あっ、あっ、でも……くっ苦しいのぉ」
「そう? 苦しいの? それじゃここで、このままお漏らししましょうかぁ?」
「そんなぁ、はぁ、はぁ、それは、それはいやっ」
「でも我慢できないんでしょう? 漏れちゃうんでしょう?」
真弓は横で二人の会話を楽しんでいる。
「でも、このままするなんて、はぁ、はぁ、イヤですぅ」 
「そう、しょうがないわねぇ。それじゃこれを使いましょうか」
御堂はまるでこうなることを予想して、いや初めから使うつもりで、
予め部屋から持ってきておいたアメ色のゴムチューブを取り上げた。
それはタバコよりも1回りほど細い生ゴムのチューブで、片側には手で握りつぶして空気を送るゴムの握りが、
反対側にはそのポンプから送られた空気で膨らむゴムの風船が付いている。
今はしぼんで垂れ下がっているが、膨らめば直径5センチ以上にはなる。
御堂は手に取ったそのチューブをゆかりの目の前で膨らませて見せた。
「それは?」
「これをあなたの中に入れて膨らませてあげる。
 そうすればお漏らししないで済むわよ。恥ずかしいでしょ? 
 こんな所でお漏らししたら。どうする、これを使う?」
この苦しみから一刻も早く解放されたい気持ちと、それを見られたくない羞恥心がゆかりの中でせめぎ合う、
しかし迫り来る強烈な排泄感はゆかりから冷静な思考力を奪っていた。
『とりあえず急場しのぎでもアレを……』
そして手っ取り早くゆかりは「はい」と返事をしてしまった。
それが更なる地獄に恕リがるとも知らずに。
「そう、それじゃ入れるわよ。真弓ローション取って」
真弓はローションの容器を取ると、ゆかりのアナルの上にある、チューブの先の風船部分の上で傾けた。
透明な糸を引いてローションが風船に垂れてゆく。
それを十分に塗り付けると、御堂は人差し指で風船をアナルに押し込んでいった。
「ああぁぁ〜、くぅぅ〜」
「もう少しで全部はいるわよ、ほら」
風船は完全にゆかりのアナルの中に消え、飴色のチューブだけがそこから1本生えている。
御堂はチューブを摘んで更に数センチ押し込むとポンプを手に取り、残酷な笑みを浮かべながら、後からゆかりを見下ろした。


「これが中で膨らめば、もう絶対に漏れないわよ、ゆかりちゃん」
真弓がゆかりの苦しむ顔を覗き込みながら、耳元で囁いた。
「膨らますわよ。いい?」
ゆかりの返事も聞かずに御堂はポンプを握り込んだ。
ゆかりの直腸内で風船が少しずつ頭をもたげ、しぼんだ皺を伸ばしてゆく。
排泄感が荒れ狂う中で確実に体積を増やし、ゆかりの圧迫感を強めていった。
「はぁぁ〜苦しぃ〜」
「大きく息を吸って、深呼吸して」
そういいながらも御堂は、風船が膨らみきるまでポンプを握る手を休めなかった。
やがてゴム風船はゆかりの中で確たる地位を築いたように膨らみきり、内側から完全に栓をする役割を果たした。
「これでもう大丈夫よ。お漏らしする心配は無くなったわよ」
「ああぁ〜でも、苦しくて。」
「あなたが漏らしたくないって言ったから、こうしてあげたのよぉ。そうでしょう」
「ええ、そうだけど……」
「さっ、四つん這いは疲れたでしょ。一度そこに座って」
「はいっ」
ゆかりは体を起こすと床に体育座りになった。
「可愛い格好ねゆかりちゃん。これをプレゼントしてあげる」
真弓はさっき御堂が部屋から手枷と一緒に持ってきた黒い首輪をゆかりに付けた。
「白い肌に良く栄えるわよ」
その首輪にはアクセサリーのように銀色のリングが付いており、自由に位置を変えられるようになっている。
真弓はそのリングをゆかりの首の後に移動させた。
「手を出して」
真弓に言われるままにゆかりは右手を差し出した。その手に黒い皮の手枷が掛けられた。
ベルトでしっかりと止められた手枷は手錠のように短い鎖が付いており、もう一方の手枷に恕リがっている。
この鎖は取り外し可能で、真弓はその鎖の左手側を外すと、ゆかりの首の後のリングを通してからもう一度左手側の手枷に繋いだ。
そうしてからゆかりの左手首に手枷を嵌めた。
ゆかりは丁度、頭の後ろで両手を組んだ格好になった。
手枷の鎖が首の後でリングに通っているので手を前に回すことは出来ない。
「そのまま仰向けになるのよ」
真弓と御堂はまるで介護でもするように、膝を曲げて座っているゆかりの上半身を、ゆっくりとタイルの上に横たえた。
仰向けになったゆかりの背筋をタイルの冷たさが走り抜けた。
体を移動したことで、一瞬でも消えかけた排泄感だったが、それはすぐにゆかりを体内から揺さぶるように襲い始めた。
「辛いでしょう。ほらっ脚を開きなさい」
「ああっ、いやぁ」
「ふふふっもっと虐めてあげる」
御堂はゆかりの蜜壺に片手を伸ばしていった。


御堂はゆかりの両膝を持つと左右に拡げた。
アナルから尻尾のように飴色のゴムチューブが延びている。
片側はバスタブが邪魔になったが、もう片方は床に着くように倒し、その脚の内側に入り込むと、倒した脚の上に自分の脚を乗せた。
そしてゆかりの蜜壺に指を2本突き入れた。
「いやぁ、待って。今は、今はいやぁ」
「お浣腸されて辛いんでしょう? だから気持ちよくしてあげるのよぉ。ほらぁ」
御堂の指はすぐにゆかりの快感ポイントを探り当て、そこを責めたてた。
「くぅぅ〜、あぁぁ〜いやっ、ああっ、いやぁ、やめてぇ〜」
「ほぉ〜らぁ辛いぃ? それとも気持ちいいのぉ? んん? どっちかしらぁ?」
ゆかりの蜜壺の中で御堂の指先が水を得た魚のように動き回った。
弱いところをグリグリと責めたてるたびにゆかりの腰が仰け反ってゆく。
苦痛と快感が薄い肉の壁を隔てて同時に送り込まれてくる。
初めての浣腸責めと快感責めに、ゆかりの体は得も言われぬ快感に酔い、脳内は真っ白になりかけていた。
「さすがに浣腸は効くようね」
そう言いながら、真弓がいつの間にか手にしたカルテに書き込んでいた。
「雪絵、カルテを取りに行ったついでに、これも持って来たわ」
そう言って真弓が差し出したのは、長さ24センチ、太さ4センチ程の真っ黒なバイブで、本物そっくりに筋立っている。
その根元にはにコントローラーが付いてた。
「消毒しあるからそのまま使えるわよ」
「これですって、ゆかり」
御堂は真弓から受け取ったバイブをゆかりに見えるように掲げた。
「いやっ、やめて。お願い。今はやめてぇ」
「ふふふっ、そうよねぇ、お腹が苦しくてしょうがないのに。こんなモノ使われたら、どうかなっちゃうわよねぇ。ゆかり」
御堂はコントローラーに指を掛け、バイブのスイッチを入れた。
僅かな振動音がゆかりの耳にも届いた。そしてもう一つのスイッチを入れるとバイブが眠りから覚めたようにくねり出した。
御堂はくねる方のスイッチを切り、バイブだけにするとゆかりの蜜壺の中に僅かに入れた。
「いやぁぁ〜。お願いやめてぇ」
「ふふふっ、ほら、少しず入れてあげる。ほら、ほらほら、入っていくわよぉ」
「いやっ、いやいやいやっ、やめてぇ。今はいやぁ」
「ほらっ、まだ半分よぉ。全部入れたら中でかき回してあげましょうねぇ」
「やめてぇ、お願いだからぁ。ねぇ御堂さん」
「ダメよ。こうやって虐めるのが大好きなの。ほらっ、もすぐ全部はいるわよぉ」
黒いバイブが蜜壺に入りきったところで御堂はくねるスイッチに指を掛けた。
「さぁ、ゆかり。たっぷりかき回してあげる。時間を掛けてたっぷりとよ。 ほらぁ」
「ああっ、だめぇ、いっいやぁぁ〜」