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ルビーアイ Vol.004

◇朝◇

「おっせーな。宿屋の主人にきちんと聞いたんだろうな、今日チェックアウトだって?」
「あぁ、さっき確認したから間違いないよ。」
「しっかしよぉ、こんな町に3泊もして何やってんだろうな。宿からも全然でてこねぇし。」
ルビアンの宿泊している宿の向かい側で待つガストンがサンにぼやく。
「こんなところにのんびりしてたら、いつサンジェルマン庸兵団の残党がかぎつけてくるかわからねぇってのによう。」
「あ、出てきたよ!」
ルビアンとティナが宿屋から出てくるのをみつけたサンが叫ぶ。
「やーっと出てきたか。朝から待ちくたびれたぜ。」
ガストンが荷車から腰をあげて近寄ろうとした瞬間
青い制服を着た連中がドヤドヤとルビアンとティナを囲んだ。
「や・やつら、この前の連中の仲間だ。」
ガストンが言う。
「仕返しにきたのかな?」
サンが不安げにつぶやく。
ティナがルビアンの後ろに隠れる。
「なんだ今度は。5人じゃ勝てないんで50人で来たのか?」
ルビアンが大人数で囲む男達を早速挑発する。
1人の男が前へ出てきて
「私はパオと申します。先日は大変失礼した。お1人相手に5人で手合わせとは。我が道場始まって以来の醜態です。」
と言って頭を下げた。
周りの男達も全員頭を下げる。
「仕返しじゃなかったんだ。よかった。」
とサンがつぶやく。
「いいや、本番はこれからだ。」
とガストン。
「今回はその腕を見込んで、ぜひお手合わせ願いたいと私どもの師範代が申しておりまして。いかがでしょうか?」
「ほーら、きた。結局果し合いの申し込みだぜ。この前の仕返しだ!」
ガストンがルビアンに聞こえるように叫ぶ。
「ふんっ、よかろう。相手になってやるよ。」
ルビアンが冷ややかに言う。
「お・おい、師範代って・・・まさか。」
「そ、そうだよな。確か師範代だったはず。」
ルビアンや道場の男達をさらに囲む雑踏が師範代と聞いてざわめきだす。
「おい見ろよ、彼女だ。この前ベルメ達有段者5人を一瞬で倒した。」
「こ・これはすげーカードになるぞ。」
群集のざわめきをよそにパオが続ける。
「ありがとうございます。では、日時と場所ですが、本日正午、場所は・・・」
「大層なことだな。今すぐ連れて来い。でなきゃお前たちに相手をしてもらおう。」
ルビアンが男達にむけて槍を突き出す。
「なに!言わせておけば、このあま!」
男達の1人が叫ぶ。
「私は旅をしているんだ。これから出発する。勝負を申し込んでおいて正午まで待てとはどういうことだ?」
ルビアンがあきれたように言う。
「旅なんぞここでおしまいだ!貴様はここでおわりだよ!!」
「師範代の力を借りる必要なんかない。俺達でケリをつけようぜ!」
男達が口々に叫ぶ。
「ま、待て!すぐ師範代を呼びに行け!
 剣士様はもうお発ちになる、すぐ来るように伝えよ!」
パオが2・3人を指差し命令する。
「ここで我らが戦えば、師範代の顔をつぶすことにもなる。いいな、わかったか。」
そしてその他の男達にも指示する。
「は・はいっ!」
男達はしぶしぶ返事をする。
「申し訳ありません。おっしゃるとおりです。
 名前ばかりが有名になり我々は少々天狗になっておりました。
 旅のお方に勝負を挑んだ者が、時と場所を指定するなどとは言語道断。心から反省いたします。」
とパオが深々と頭を下げる。
「礼儀もわきまえない田舎道場だと思っていたが、きちんとした人物もいるようだな。
 有名になるくらいだ、それなりの人物がいて当然のことか。」
ルビアンが男達に言う。
男達は顔を見合わせそれぞれ頭を下げる。

「おーい、たいへんだ!バシリカが試合をするぞ!!」
「な・なに?バシリカ様が、果し合い!」
町中が騒然となっている。
「聞いたか?バシリカ殿が果し合いをするらしいぞ。」
ランディスがジェルに言う。
「おい、バシリカ殿の試合はいつどこで行われる?」
ジェルが騒ぎ立てる男の1人を捕まえて聞く。
「いまから、中央広場だ!バシリカの試合だ!こんな試合めったに見れないぞ!!」
賭けの胴元に雇われた男なのか、やたらあおりたてている。
「行きましょう。たしかにこんな試合、めったにお目にかかれない。」
ジェルがランディスに言う。
「そうだな、急ごう!」
2人は中央広場に向かう。

もうすでに試合の行われる場所には多くの人が集まりごった返している。
「バシリカに500だ!」
「さぁ、さぁ、どっちに張る?両方には賭けらんねぇ、片方だけだ!」
「俺はバシリカに1000!」
「バシリカが果し合いなんて何年ぶりだ?」
「バシリカ様に勝負を挑む奴がいるなんて信じられねぇ!どんなバカが挑んだんだ?」
「世間知らずのお坊ちゃまか、自分じゃ強えぇって思ってる三下風情だろう。」
「両方に賭けたら失格だ、掛け金は没収だかんな!」
「同じくバシリカに1000」
「どんな人がバシリカ様に挑戦するの?」
「なんでも町に来たばかりの新人らしい・・・」
「新人風情にバシリカも舐められたもんだぜ。」
「バシリカだ500!」
いろんな声が飛び交う中、人ごみをかきわけランディスとジェルが進み出る。
「そこの騎士さんはどっちに賭ける?」
「ん、私か?私は・・・」
と言ってランディスが中央でにらみ合う2人を見る。
「ル・ルビアン殿!」
ランディスが叫ぶ。
「い、いけない!その男が大剣豪バシリカですぞ!!」
とジェル。

「き、きたねぇぞ!お前ら!!師範代とかなんとかぬかしやがって、その実、大剣豪バシリカじゃねぇか!」
「この卑怯者!!」
「この試合は無効だ!虚偽の申告があった!無効だ、無効だ!!」
ガストンとサンが叫ぶ。
「そうよ、旅人相手にだますなんて卑怯だわ!」
「女性相手に、お前達には誇りってもんがないのか!」
大剣豪と呼ばれるバシリカの前に立つルビアンとティナを見て同情の声が集まる。
「バシリカに試合がないからって、なにも知らない新人に果し合いをさせるなんて剣士のすることか!」
大剣豪バシリカはこの町の誇りだが、道場のやりかたには不満を持つものが多い。
「町の誇り、バシリカ様の名を貶めるつもりか?貴様ら!!」
群集がパオ達に詰め寄る。
「だ・大丈夫だ。試合にはならん!」
とパオが弁明する。
「勝手なことを抜かすな!」
「そうだ、そうだ!あのお嬢さんがバシリカ様のことを知らないのはもう明白じゃないか!!」
「バシリカ様のこと知らなきゃそのまま試合じゃないの!」

「一時、考える時間を与えたつもりだったのだが・・・
 その意味さえも熟考いただけなかったようだな。」
シリカがルビアンに言う。
「愚鈍な者はその愚鈍さ故に身を滅ぼす・・・か。」
シリカがゆっくりと真剣を抜く。
群集がどよめく。
悲鳴が聞こえる。
「だまし討ちの上に真剣抜くのか!大剣豪が聞いてあきれるぜ!!」
ガストンが叫ぶ。
「木剣でも真剣でも結果は同じ。ならば敬意をこめて真剣にてお相手いたしましょう。」
シリカが真剣を抜いたことによって周りの空気がいっぺんに緊張する。
「やめたほうがいい、お嬢さん。相手は大剣豪と呼ばれるバシリカだ。」
「そうよ、何があったのか知らないけど相手にしないほうがいいわ。」
果し合い見物に慣れているこの町の人々も真剣を抜く光景はほとんどお目にかかっていない。
「相手が悪い。この国では有名な大剣豪だ。負けを認めて去ったほうがいい。」
「手合わせを受けたは勇気ある証拠。ここで引くも誰もおぬしを責めはしないだろう。」
シリカがルビアンに言う。
「ルビアン殿、ここは納めたほうがいい!」
ジェルが叫ぶ。
ちらっとジェルを見るも、ルビアンはゆっくりと槍の穂先から鞘を抜く。
穂先といっても太刀以上の大きさがある大刀だ。
刀身が朝日を浴びて鋭く反射する。
「死にいそぐか? 誰もがうらやむ容姿をもって生をうけたというのに。
 道を間違えるのも人なれば、選択を誤るのも人生か。」
シリカが愚かなと言わんばかりにルビアンに語る。
「ぬ・抜いちまった・・・」
ガストンがささやく。
2人は真剣を抜いて対峙する。
「ま・まずいな!」とランディス
「槍の長さも、剣技を極めればなきに等しい。
 身体と精神を鍛えれば、おのずと見えてくるものだ。相手との距離というものが。」
シリカが悦にいって語る。
「おぬしには見えぬのか、拙者との距離が!」
さらにバシリカが続ける。
「さっきからぶつぶつと、大剣豪とは口だけか?
 口ばかり達者になって、肝心の剣のほうは錆付いてしまってるんじゃぁないのか?」
「神が与えたもうたその器量があれば、幸せな人生も送れたものを・・・道をあやまればそれすら気づかぬか!」
シリカの正眼の構えに気合が入った。
ルビアンが突きの姿勢をとる。

「こいっ、未熟さゆえんに死に急ぐ者よ。」
周囲に緊張が走る。
ルビアンが地を蹴る。
すかさずバシリカが突っ込む。
「はーっ!!」
シリカの気合の一声がとどろく。

シリカがつんのめって倒れこむ。
その背後に滑りこみながらルビアンが着地。
「・・・!」
群集は沈黙。
宙を黒いものが舞う。
「・・・っ!」
ボトッと鈍い音とともにその物体がおちてきた。
「えっ!」
シリカの頭だ。
「お、おおおおおおおおお!!」
「きゃーっ!!」
「な、なんと!!」ジェルが叫ぶ。
「ま・まさか!!」とランディス
「あ、ありえない・・・」パオが驚愕。
「やっ、やったぁぁぁぁぁぁ!!やったぜルビアン!!」ガストンが大騒ぎ。
「やったぁ、やったぁ、やったぁ!!」サンがガストンに抱きつく。
ティナはルビアンに駆け寄り震えている。
「バ・バシリカが・・・」
「大剣豪様が・・・」
「大剣豪が、やられた・・・」
目の前で演じられた光景がいまだに信じられないとばかりに群集が驚嘆する。
「あ・・・バ・シ・リ・カ・様・・・」
愕然とする門下生達。
「次!」
ルビアンが槍を振りかざし回りを囲む制服の男達に言う。
震え上がる門下生達。
「お、おみそれしましたっ!
 わ・我々の負けにございます。
 こ、これはお時間をいただいたお詫びにございます。」
とパオが門下生の1人に指示して小箱をルビアンに差し出す。
と、ガストンが早速しゃしゃり出てきて、小箱を奪い取り中身を確認する。
「ふんっ、じゃぁこれで今日のところは勘弁してやるぜ。」
ガストンが仕切る。
「お前ら、こっちは既に真剣抜いてんだ!
 あと何人ぶっ殺そうが一緒なんだよ。
 とっととうせやがれ!!」
取り囲んでいた門下生達がザッと引く。
「パオとかいったな。ちょっと待て!」
ガストンがパオを引き止める。

ルビアンの周りは群集がつめかけ大騒ぎになっている。
「すっげぇ!すっげぇもんみせてもらった!!
 バシリカは俺達の誇りだったが、それを一瞬にして倒すたぁあんた、すげぇよ!!」
「すごいわぁ!私感動してしまいました!同じ女性として貴女を誇りに思います!」
「少ないがこれとっておいてくれ、ご祝儀だ。」
「私からも、これ、お祝いですわ。」
サンだけではご祝儀の回収が間に合わず、
ティナもルビアンの周りに寄り添って大きな袋を持っている。
「はい、はい、ご祝儀はここにお願いしますよ。」
袋をもって群集の中をうろうろしているジェルを見つけ
「ジェル、何をしている?」
ランディスが問う。
「あーっ、ランディス様、人手が足りないようなのでちょっとお手伝いを
 困っている女性を見かけたらすぐお助けするのが騎士の心得。はははははははっ」
ティナが申し訳なさそうにジェルを見つめている。
その瞳に気づいたランディス
「おっ、そういうことであれば私も。」
と言ってご祝儀集めに参加する。

「あのな、群集の手前あぁは言っといたが、ぜんっぜん足りねぇんだけど。
 お前ら相場ってのがわかってねぇらしいな。桁が一つ違うぜ!」
ガストンがパオの肩に腕を回してぶつぶつ言っている。
「えっ、しかしそんな大金・・・」
とパオが困惑した表情で言う。
「道場があるから食っていけるんだろ?
 それとも何かあのまま皆殺しにされたほうがよかったのか?
 行く先々で同じことが起こるだろうけどよ、
 カラルのバシリカ道場だけが大剣豪の師範代までだしときながら
 和解金たったの10万ダラしか払えなかったって触れ回るぞ。
 あそこはもう潰れるって噂も立つぞ、それでもいいのか?」
「わ、わかった・・・師範達と相談して。また回答する。」
「ようし、使いは東によこしな。俺達はこれから東に向かうからな。」
ガストンがダメ押しの折衝を終え、ご祝儀集めに回りだす。

「ルビアンの槍は、そこいらの道場剣法じゃねぇんだ。本物の実戦剣技なんだよっ!
 真剣抜いちゃぁ、そっの時点でおさらばってもんだ!
 ここだけの秘密だがな・・・
 お前ら、あの冥府魔道も震え上がるって有名な3天将軍ルビーアイって知ってるか?
 なにを隠そうそのルビーアイってのは姉さんのことだぜ!!」
「な・なんだって?」
「ほ、本当か?」
「そ、それであんなに強いのか!」
「へっへ〜ん。おいお前ら天下のルビーアイ様にご祝儀はどうなってんだ?
 修羅や悪鬼、魑魅魍魎をも撃退するルビーアイ様に祝儀も払えないようなやつらには、厄災が降りかかるぜ!
 はい、はい、ご祝儀、ご祝儀〜!!」
「お〜〜〜っ!!」
ガストンの持つ帽子には祝儀が山のように集まる。

ルビーアイ Vol.003

◇宿場町カラルにて◇

行き交う馬車に、往来する人の群れ。
カラル、この辺りで一番大きな宿場町だ。

白い馬をひくルビアンをすれ違う男達が振り返る。
「みんなルビアンを振り返るよ。」
「そ、そりゃぁそうだろ。あの短いスケスケの服に真っ白な剥き足だからなぁ。
 こーんな田舎町には刺激が強すぎるってもんだぜっ。」
「そうだよね。ルビアンみたいに綺麗な人見たことないし、弟子として鼻が高いよね。」
「ティナだって相当な美形なんだけど、ルビアンのあの色気の前ではかすんじまうなぁ。」
鼻の下を長くしたガストンとサンが馬と荷車をひきながらルビアンのあとをせっせとついていく。

「おい、見ろよ。」
「ん? おっ、なかなかのもんだな。」
おそろいの青い制服を着た男たちが5人、町の入口付近にたむろしている。
「槍持ってるぜ。これはいい。」
「女の修行者ってのも今時珍しくはないが、これだけのタマはめずらしいな。」
「横の女も結構いけてるぜ。」
5人の男達がルビアンとティナのそばに寄ってくる。
「お嬢さん、修行者かい?」
声をかけてきたリーダーっぽい男をルビアンがチラッと横目で見る。
「ん〜、きれいな目だ。ゾクッとくるぜ。」
リーダーの隣の男がニヤニヤしながらつぶやく。
「修行者なら、俺たちの道場に寄ってかないか?
 俺たちの道場はこの辺りでは最強ってことで有名なんだぜ。」
歩み続けるルビアンの横に並びながらリーダー風の男が言った。
「私は修行者ではない。近寄るな。」 
ルビアンが冷たく応える。
「近寄るなとは、ご挨拶だな。そんな立派な槍もってるなら相当な使い手なんだろ?
 どれだけの技前なのか俺たちが見極めてやるぜ。それともその槍は飾り物かい?」
リーダーの男は顔を突き出しルビアンの脚をとめようとする。
道場の門下生など、腕自慢の者が町の入口に陣取り、外から入ってくる修行者たちにちょっかいをだし果し合いにもちこむこは多い。
果し合いになれば金が動くし、腕と名を上げるチャンスでもある。
また果し合いといっても、先に木剣を抜けば木剣同士での試合になり命のやりとりにはあまりいたらない。
「しつこいぞ・・・ケガをする前に立ち去れ。」
ルビアンが静かに言う。
「なんだって、よく聞こえなかったな。もう一度言ってくれないか?」
とリーダー風の男。
「ケガをする前に立ち去れと言ったんだ。」
「なんだと、下手に出りゃつけ上がりやがって、この町での礼儀作法を教えてやるぜ。」
リーダーの横の男がすごむ。
ティナが不安げにルビアンの左腕にしがみつく。

「ジェル、なにか騒がしいな?」
白い馬に乗った若い騎士が年配の騎士に言う。
「喧嘩か、果たし合いでしょうか。ちょっと見てまいります。」
あごひげをはやした男が黒い馬から降りて人ごみをかきわけていった。
雑踏の中心には槍をかまえた女性と5人の男達が対峙していた。
男達はそれぞれに木剣を抜いて構えている。
「女相手にお前らひきょうだぞ!」
「それでもセガル道場の門下か!」
「腰抜けめ!」
周りをぐるりと囲む観客から罵声がとびかう。
果し合いを観るために町の入口付近には普段から人が集まってきている。
「お嬢さん、5人同時はむりだぜ!」
「あぁ、こいつらこんなさえない風体だが剣士1級ライセンス保持者もいる。5対1は無理だ!」
どうやら5人同時にとはルビアンが望んだことのようだ。
果し合いでは明らかに自分が不利になるような希望は飲まなければならないというのが一般的で
今回の場合はルビアンが5人同時を望んだ以上、かっこ悪くても男達は5人で戦わなければならない。
「ちっ、なめやがって!」
女相手に5対1、観客の誹謗・中傷、そして最低の掛け率、これ以上ないくらいの不名誉な果し合いになってしまった。
「くっそう!!」
男達の怒りがひしひしと伝わってくる。

「こ、これはいかん!」
ジェルと呼ばれていた男が中央に歩み出ようとした瞬間。
女性の槍が弧を描いた。
3人の男達が悲鳴とともに転げまわる。
1人はそのまま倒れこみ微動だにしない。
残りの1人にもすかさず柄尻での突きが炸裂、後方のぶっとんだ。
「な・・・なんと!」
初老の騎士の目が大きく見開かれた。
回りから驚きの歓声が沸きあがる。
2人はダウン。
地を転げまわる3人の脚は折れ曲がっている。
大量の出欠がないことからも槍の柄の部分での攻撃だ。
真剣には真剣で、木剣には木剣で挑むのがならわしだ。
みごとな槍さばきを見せた女性に人々がドッと群がり、口々に褒め称える。
すぐ横ではお金のやりとりが行われている。
修行者同士の果し合いが賭けの対象になるのはどこも同じだ。
そして賭けに勝った者が配当の一部をご祝儀として果し合いの勝者に渡す。
ガストンはこの短時間にちゃっかり掛け金を何倍にもした上に、サンとともに帽子を持ってご祝儀を集めて回る。
「はい、はい、美女の華麗なる槍さばきにご祝儀〜、ご祝儀〜」
賭けに勝った者以外もルビアンの勝利を祝いご祝儀が集まる。

「ジェル、見たか今の?」
「ええ、ランディス様。目の覚めるような槍術でしたな。どこのご家中か聞いて参りましょう。」
といいながら人ごみをかきわけルビアンの方へ歩み寄る。
「なんと素晴らしい槍さばき!こんなみごとな槍術、今までお目にかかったことがありません!!」
ルビアンがジェルと呼ばれていた男のほうを見る。
「おっ、これは失礼しました。私はマドセンス公国のジェル・ランチェスタと申します。こちらは・・・」
ジェルの後を追ってきた若い騎士が
「同じくマドセンス公国のランディス・ベルモアといいます。以後お見知りおきを。」
と言ってジェルとともに騎士の礼をする。
「私はルビアン、こちらは私の姫君、ティナといいます。」
ティナが両手でスカートの端をつかみ足を軽く折り、侍女の挨拶をする。
「おー、これはまたなんと可憐な姫君でありますか。」
ジェルがティナをまぶしそうに見ながら言う。
そしてルビアンを振り返り
「あの目にもとまらぬ槍術、さぞ名のある大将軍様か、大剣豪様とお見受けしますが・・・」
と続ける。
「私はただの旅人だが。」
「そうでしたか。いや、実は我々も修行の旅の途中でして名は隠しております。」
とジェルが笑いながら言う。
「マドセンス公国のジェル様とカーチス様ではないのか?」
とすかさずルビアンが微笑みながら応える。
「あっ、いや、はははははははっ!」
ジェルが大声で笑う。
「ふふふ・・・」ティナがつられて軽く笑った。
「調子がいいのがとりえでして。」
ランディス
「いや、この町には有名な剣豪と称される人物がおりまして、今から会いに行くところなんですよ。
 どうですか、ごいっしょに?」
とジェルが誘う。
「いや、我々は旅をしているだけなので遠慮しておく。」
「そうですか、それは残念。では、無骨者2人で参りましょうか、はははははっ。」
「無骨者?」
ランディスが自分を指差しルビアンとティナの顔を交互に見る。
「ん、ふふふっ」ティナが笑う。
「この町にはいかほどご逗留の予定ですかな?」
「2・3日のつもりだ。」
「我々も同じです。又、お会いできると良いですな。」
颯爽と去っていく2人を見ながら。
「俺たちのこと気づきもしなかったぜ、あの騎士さんたちよ。」
とガストンがぼやく。
「騎士さんともなると女性しか目に入らないのかもね。」
とサンがいやみっぽく言う。
それを聞いてティナがクスクス笑う。
「さ、金もたんまり儲けたし、飯にしようぜ。」
とガストン。
「賛成!」とすかさずサンが手を上げる。
横でティナも手を上げている。
落ち込んでいたティナも少しずつ元気を取り戻してきているようだ。

食堂に向かう道すがら、
「そうだ」
ルビアンがガストンのほうを見て手を出しよこせと言わんばかりに人差し指を動かす。
「ん? お? おーっ、こ・これ、上納金。サンお前も半分よこせ。」
麻袋にさっきの儲けの半分を入れてガストンがルビアンに渡す。
ルビアンはポンポンとその袋を上に投げて確認する。
「上出来だ。」
ルビアンがガストンとサンを誉める。
「へっへっ、金のことならまかせな。俺がうまいもんたらふく食わせてやるぜ!」
しぶしぶ半分を渡したガストンもルビアンの笑顔をみて上機嫌だ。
サンはティナと顔を見合わせて笑っている。

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◇宿屋にて◇

見渡しのいい、最上階の部屋。
間取りも広い。
声を張り上げても回りにあまり迷惑のかからない部屋ということでルビアンの指定だ。
部屋の希望を聞いてビビリまくるティナをなだめすかして連れてきたところだ。
「廊下で寝るの?また襲われても知らないわよ。」
ルビアンが優しい笑顔でティナに手を差し出す。
その笑顔を見て恥ずかしそうにティナが手を添える。
しっかりティナの手を握り部屋に招き入れながら
「大丈夫よ。優しくしてあげるから。」
と耳元にささやく。
ティナの羞恥心をあおって楽しんでいるようだ。
それを聞いて耳たぶまで真っ赤にして部屋に入るのをしぶるティナ。
右手でティナの手を握り左手で肩を抱き部屋に連れ込んだ。
そのままベッドまで誘われるティナが
「あ・・・お、お風呂に・・・まだ、・・・」
と恥ずかしげに言う。
「何言ってんのよ。汗と体液で今がちょうどいい味わいになってきてるころだっていうのに、それを洗い流してどうするの?」
わざと官能的な目でティナに微笑みかける。
それを聞いてフラッとくずれるティナを抱きかかえベッドにむかう。
「ル・ルビアン、や・・・やっぱり女同士で、そんなこと・・・」
「べ・つ・に・女同士なんて、貴婦人のたしなみでしょう♪」
あら、知らないの?って言わんばかりにルビアンが目を丸くする。
「えっ・・・そ、そうなんですか?」
ティナが消え入りそうな声でさえずる。
「殿方とではいろいろまずいことが多いでしょう?
 だからよくお気に入りの娘とかを侍女にして、毎晩たしなむのよ。
 貴女ももう覚えてもいい年頃よ♪」
ルビアンは抱いていたティナをベッドに横たえた。
「あ、ル・ルビアン・・・やっぱり、ちょ・ちょっと待っ・・・」
ルビアンの口がティナの唇に重なり合い、それ以上しゃべらせなっかった。

ルビーアイ Vol.002

◇山道にて

「ついて来るなって言ってるだろ!」
「姉さん、お願いしますよ。俺たちを弟子にしてください。お願いします。」

1人は馬の手綱を持ち、もう1人は荷車を一生懸命支えている。
というより下り坂のため、スピードがでないように支えている。
「おい、お前からもお願いしないか。」
チンピラ風の男とまだ十代半ばくらいの少年だ。
「あ、あのお願いします。ぜひ僕たちに稽古をつけてください。」
荷車を支えている少年が言う。
「ふん、なんで私がお前達のような盗賊風情に稽古をつけなければならない?」
ティナが心配そうにルビアンの左腕にしがみつく。
「お、俺達は盗賊じゃねぇ、修行者だ。自身の身体と精神と技を鍛えるために修行の旅をしているんだ。
 俺たちはあそこへ入団試験を受けにいってたんだ。
 で、あいつらだって本当は盗賊じゃねぇんだよ。
 サンジェルマン庸兵団っていってこのへんじゃぁ1・2を争う有名な傭兵団なんだ。
 そっれを1人でぶっ潰しちまうんだから、ぶったまげたぜ。」
「強い師匠に稽古をつけてもらえればそれだけ強くなれると聞きます。
 荷物運びでも、走り(ぱしり)でもなんでもしますから。お願いします。」
「姉さん達2人だけじゃ、目立ちすぎだぜ。俺たちがいたほうが目立たなくて都合がいいはずですぜ。
 それに、傭兵団の金庫開けて当面の資金を工面したのも俺たちじゃないですか。」
「だから、生かしておいてやってるだろ。」
ルビアンが振り向き槍をぐっと突き出す。
「わ・わわわ・・・」
「そ・それに、お・俺たちがいれば少しは金の工面だってできるし。
 なにもただで修行つけてくれなんて言わねぇ。
 姉さんたちが去ったあとも目ぼしいものがないか捜してたんだけど
 あるわあるわ、荷車にもどっさり。馬もよさそうなの2頭いただいてきたぜ。
 それに、こんなすんげー宝石も見つけたんだぜ。」
男が自慢気に見せつけた赤い石を、ルビアンがちらっと見て振り向きざまに手に取る。
自慢の宝石を一瞬にして取り上げられた男があわてて叫ぶ。
「お・おーっ、か・かえせ、かえしやがれ!それは俺んだ!!」
ギロッとルビアンが男をにらみつける。
「あゎゎゎゎ・・・、そ・それは俺たちに稽古をつけてくれるための、ほ・報酬ということで・」
男はひきつり笑いをしながら言った。
ルビアンが手にとった宝石を見つめてつぶやく。
「まがまがしき妖気がただよっているな・・・」
「それで足りなければ、もっと働いてお支払いしますから、お願いします。」
少年の誠実な一言。
「ふん・・・勝手にしろ。ただし私の命令は絶対だ、いいな?」
「へい。姉さん!ありがとうございます。」
「ありがとうございます、師匠!」
「いいか、私は弟子はとらん。私のことを師匠と呼ぶな。ルビアンでいい。」
「へい、姉さん。俺の名前は、ジェイド、こっちがサンです。よろしく願いします。」

「よろしくお願いします。師匠!」
「この娘はティナ。私の女だからちょっとでも手だしたら、即・死。いいね?」
「え、お・おんな?」
ジェイドが首をひねって聞き返す。
「しゃべりかけても、即・死。わかった?」
「へ・へい。」
「はい、わかりました。」
月明かりの山道を街道にむけて下っていく。

「そうと決まれば、一気に山を抜けようぜ。
 このあたりはまだランディス傭兵団の縄張りだ。
 幹部連中をつぶされて傭兵団としては壊滅だが、まだ残党がたくさんいるからな。
 用心にこしたことはねぇ。」

ルビーアイ Vol.001

◇アジトにて◇
「へっ、どうだい上玉だろ?」
広い部屋の中央に一人の娘が後ろ手に縛られ、床にころがされていた。
その周りをぐるっと盗賊たちが囲んでいる。
「ちょっと汚れちゃいるが見てみろこの白い肌。そしてこの顔・・・」
「あぁ、侍女風の服を着てはいるが、こんなところに侍女がいるのはおかしい。
 こりゃ本物かもな?」
ボス風の男が言った。
「と言うと、逃亡中のべスティアの王女・・・」
「この女を捕まえたとき、従者が4人いたらしいな?」
「へぇ、めっぽう強い奴らで10人以上で囲んでこっちも3人やられたぜ。
 最後は弓で全員しとめたがな。」
それを聞いて娘の目から再び涙が溢れ出す。
ボスは娘に近寄りあごをつかみ上を向かせた。
「変装なんかしたって、俺の目はごまかされないぜ。
 お前はベスティアの王女だろ?」
娘はキッとヒゲ面のボスをにらみつけ、顔を大きくそむけ汚いその手を振り払った。
「まぁいい。たっぷりと味見した後で、ガンドール軍に突き出してやる。
 なんせ奴らがお前にかけた報奨金は莫大だからな。」
「なんの役にも立たなかったこの国の王女さまが、最後には俺達の役に立ってくれるってもんだ。」
「お相手をしてくれる上に、大金まで払ってくれるってよぉ。へへへへへ」
手下たちが口々にはやし立てる。
「お楽しみはあとだ。この姫さまを、となりの部屋の檻に閉じ込めておけ。」
ボスの指示で手下が2人ほどニヤニヤしながら娘を隣の部屋に引き立てていく。

大粒の涙が床に零れ落ちる。
こんな野蛮な男たちの慰み者になるくらいなら舌を噛み切って死んでやる・・・
どんなに辛くても必ず生き延びるって父に誓ったばかりなのに・・・
私のために死んでいった彼らのためにも絶対生き延びなければならないのに・・・

涙ながらに部屋のすみに目をやると、そこに横目でこちらを見ている女性がいる。
ウェーブのかかった長いダークブロンドの髪、
切れ長の目に筋のとおった鼻、そして真っ赤な唇。
光をはじく白く丈の短い服に銀ラメの入った黒い帯。
腕を胸の下で組み、腰から見える白い脚を斜めに重ね合わせ椅子に浅くこしかけている。
この男たちの情婦なのか、それにしてはちょっと不釣合いな女性だ。
”助けて。お願い助けて!”
娘はすがるような目で女性に訴えかけた。


檻と呼ぶにふさわしい、いかにも動物を入れておく鉄格子の箱。
その檻の中に娘は放り込まれていた。
涙があとからあとから溢れ出す。
どうしてこんなことになってしまったの?
幸せだったあの頃から・・・なぜ?
この檻の中にいる間はなんとか無事でいられる・・・
男たちに連れ出されたら・・・
慰み者にされるくらいなら・・・
でも以前聞かされたことがある。
舌を噛み切って死ぬなんて、ほとんどできないって・・・
どうしよう・・・どうしたらいいの?

ガシャンと部屋の鉄扉が空いた。
その音に娘は震え上がった。
男たちが来た・・・
近づいてくる。
檻の前で足音が止まった。
恐る恐る見上げると、そこには先ほどの女性が立っていた。

「お願い!助けて。お願いします。」
娘の嘆願には応えず、女性は赤い唇をペロッと舐めてから言った。
「ふ〜ん、可愛いじゃん♪」
顔から胸元、そして腰から脚へと全身をゆっくりと嘗め回すような目で娘を眺める。
「お、お願いです。助けてください。お礼ならいくらでもします。だから助けて!」
「お礼するったって、あんたには何もないじゃん。」
目を細めて、からかうように女性が言った。
「いえ、今はなくても私を親類のところまで連れて行ってくれたら、いくらでもお礼いたします。」
「そんなあてにならないもん誰が信じるの?」
「あぁ、信じてください。お願いします。助けてくれたら、なんでもします。」
「ふ〜ん、なんでも?」
「は、はい、なんでもします。」
ここで助けてもらえなかったら終わりだ・・・
娘は必死だ。
「そっ、じゃぁお礼は身体で払ってもらおうかな♪」
「か、身体・・・ですか?」
「そっ、貴女の身体♪」
「え、えっと・・・」
「男どもの慰み者になったあと売られていくか、私の慰み者になるか、どっちを選ぶかって聞いてるのよ♪」
娘の反応を楽しむようにニコニコしながら女性が言う。
「え、え〜っ」
ま、まさか・・・
「し・失礼ですが、あ・な・た・は・女性ですよね?」
少し遠慮がちに娘が尋ねる。
「そうよぉ、私は美しいものが好きなの。あんたは私の好みだわぁ♪」
わざと官能的な視線で娘を撫で回す。
「そ、そんな・・・」とたんに娘はちょっとひいた。
ふふふ・可愛い・・・この反応が可愛いいわ♪
「どうするの?」
女性が優しくささやく。
「このまま盗賊どもに犯されまくってから、ガンドール売られていく?
 売られた先でも犯されつづけるだろうけど。それも悪くないって娘もいるでしょう♪」
そうなのだ、ここでこの男たちからの陵辱を耐えぬいたとしても、
ガンドールに突き出されたあとも同じように死ぬまで辱めをうけるかもしれない。
あの卑劣な連中ならやりかねない・・・
「簡単に言えば、一生多くの男どもに犯されまくるのか、一生私の慰み者になるのかの選択よ。」
「い、一生?」
「あたりまえじゃん、男どもも私も1回や2回で解放してもらえるとでも思ったの?」
そ、そうよね・・・
ガンドールに捕まったら処刑されると覚悟はしていた・・・
でも、この人が言うように散々慰み者にしてから処刑、もしくは死ぬまで一生辱められるかもしれない・・・
今、助けてもらわなければ・・・私は
それに助けてもらえさえすれば、なんとかなる・・・
「お、お願いします。助けてください。」
「一生、私のペットになる?」
「・・・は、はい・・・」
下を向いて震えながら娘が答える。
このしぐさ、可愛い・・・胸がキュンってくる♪
「そっ、じゃぁ決まりね♪」

女性はふところから金属の棒のようなものをとりだした。
檻の扉にかかっている錠の一番弱そうな曲がった部分にその棒を差込み
両手で右から左へ半円を描くように回した。
バキッと鈍い音がして錠がはずれた。
こんな簡単に開くんだ・・・
娘はちょっと驚いて女性の顔をみた。
女性がニコッと微笑む。
あ・結構綺麗な人・・・
娘の縄をほどきながら女性が言う。
「私の名はルビアン。あんたは?」
「わ、私は・・・ティナ。」
「そう、ティナっていうの、可愛い名前ね♪」
「そ・そうですか?」
顔をちょっと赤らめてティナが言う。

「さ、こっちよ。」
ルビアンが外に通じる扉をこじ開けた。
盗賊のアジトから外へ逃げ出す。

ルビアンが急に立ち止まった。
その背中にティナがぶつかる。
ルビアンの前に人影が多数ある。
「こんばんは、槍遣いの姉さん。こんな夜更けにどこへ行こうってんだ?」
盗賊たちだ。
「それも俺達の今夜のメインディッシュを連れて。」
ボスも含めて10人以上いる。
「あぁ、この娘に雇われちゃってさ。今からここ抜け出すところよ。」
「ほーお、仕事にありつけたのかい?そりゃ良かった。でもよ、人の獲物を横取りしちゃぁいけねぇなぁ。」
盗賊のボスがヘラヘラしながら言う。
「いい儲け話があるっていうからここまで来たけど、なんにもないじゃん。だからこの娘に雇われることにしたのさ。」
「ふっ、儲け話ってのはあるにはあるんだが、俺の本当の狙いは、姉さんのその槍なんだな。」
「ほぉ、この槍の価値がお前にもわかるんだ?」
「おーよ、しがない傭兵家業をしちゃぁいるが目利きだけは自信があってな。」
「盗賊家業の間違いだろ?」
「同じことだろ?」
「よく言うよ。」
「最初にその槍を見たときにピンときてよ、これは相当な業物だってな。
 でもよ、いきなり最初に5人もやられちまったんでここへ誘いこむことにしたんだよ。
 いい儲け話があるって、さっ。
 槍も気に入ったが、姉さんも相当な絶品だからな。一石二鳥ってとこだぜ。」
「ふ〜ん、手のこんだことで。」とルビアン。
「そしたらどうだい。眠り薬もしびれ薬も、なーんに効きやしねぇ。酒に毒をもったら今度は飲まねぇ。
 八方ふさがりでどうしようか悩んでたところに、このお姫様のご登場だ。なんか進展があるなと思ってたやさきだぜ。」
「ふ〜ん、そう♪」
と言いながらルビアンが槍を構える。
槍といっても穂先は片刃の大刀。
幅広の太刀(たち)の柄の部分を長くした形で偃月刀(えんげつとう)と称されることもある。
柄は純白に凝った金の装飾が施されており、武具に興味のある者なら一目でその価値を悟るであろう一品である。

「気をつけろ、絶対近づくな!弓隊、前へ出ろ!!」
ボスが命令する。
「脚を狙え!弓で動きを封じろ!その後で縛り上げて、ヒーヒー言わせてやるぜ。」
ボスがニヤッと笑う。
「ティナ、私が伏せろと言ったら、地面に寝そべるんだ。いいな?」
「は・はい・・・」
ティナが消え入りそうに応える。
も・もうだめだ、逃げられない。2人ともこの男達に・・・
なんとかなるかもと淡い期待を持った後だけに、ティナの絶望感は大きかった。
「伏せろ!」ルビアンがティナに叫ぶ。
「撃てーっ!!」同時にボスの号令。

光が一閃。
幾人もの悲鳴。
大きな刃先が月の光をうけて弧を描く。
続けて一閃。
とどろく断末魔の叫び声。
横・斜めにと光の弧が闇夜を照らす。
一瞬にしてあたりに静寂がよみがえった。

アナルがお好き

ネットで見つけたビアン小説

■アナルがお好き■

私は中高一貫の女子校に通っています。
外見は普通ですけれど、結構テクニシャンです。
女の子のアナル専門ですけれど。

中等部の卒業式を終えたばかりで、もうすぐ高等部に進学する予定です。
共学を選ばなかったのはもちろん少しでも女子が多いほうが良いからです。
私は女の子が大好きですから。
中等部では可愛い女の子のお尻の穴を軒並み貫通してあげました。
正確には覚えてませんが、二十人くらいだと思います。
先輩とか後輩とか関係なしです。
女の子の落とし方は簡単です。
私は明るい方なので、まずはこっちから話し掛けて友達になります。
それで、家に呼んだら隙を見て押し倒しちゃうんです。
いきなりそんなことをされた女の子は、誰でも最初は反応出来ません。
今までのところ、例外はないです。
とつぜん押し倒されたらそりゃあ驚いて動けませんよね。
冗談とか悪ふざけだとか思うのが普通でしょうし。
まあ、無反応でいてくれるのは数秒のことですけど、私にはそれで充分なんです。
基本的には後ろから抱き付いて押し倒すので、女の子はうつ伏せになっています。
私はスカートなりジーパンなりの上から女の子のお尻を触ります。
まずは掌全体を使ってお尻を撫でるんです。
くすぐったくて心地良い感覚が女の子を襲います。
次の動作で確実に快楽を感じさせるための一手です。
それで一秒。
それから中指をお尻の谷間に沈ませて、服の上から前後に一往復します。
あまり力を入れずにちょっと擦るくらいです。
そうすると大抵の女の子は背中を少しだけ反り返らせて小さく息を吐きます。
普通の人がやってもこうはなりません。
私の絶妙なタッチだからこそ可能な技です。ここまで二秒。
女の子は、私に押し倒されてビックリした状態からすでに抜け出していたとしても、
今度は未知の快感に戸惑っている状態になってしまいます。
まだもう一手を打つだけの時間的猶予はあります。
ここまで来れば女の子を落としたも同然です。あと必要なのはたったの一押し。
女の子がいま初めて感じているものが何なのかを教えてあげるために、
スカートやジーパンの上からお尻の穴に中指の先を押し当ててグリグリと捏ね回すのです。
すると女の子は肛門快楽に目覚め、甘い息を吐きながら腰をくねくねと揺すります。
初めは恥ずかしくて自分からおねだりの言葉を口に出すことは出来ませんが、
私の指による刺激を無意識のうちに求めているのです。
これまでの過程では、ほぼ例外なくどの女の子も同じ道を辿ります。
私がスカートを捲り上げようが、ジーパンを引き摺り下ろそうが、決して抵抗することはありません。
大体は、恥ずかしそうに顔を赤らめて、潤んだ瞳を私に向けてくる感じです。
まあ、中には恥ずかしさのあまり、
「やめて……」とか「許して……」とか言う女の子もいますけれど、それは完全に口だけです。
私の手を払い除けようとしたり逃れようとしたりした女の子なんていません。
恥ずかしいからそんなことを言うというだけじゃなくて、
あんまり簡単に脱がされたりするのは女の子らしくないからって理由もあるのかも知れません。
女の子としてここは口だけでも嫌がっておかなくちゃ、みたいな感じですか。
その辺のことはよく分かりません。実際に脱がされたりしてみないと。
私はそういう経験がないのです。
脱がしたり責めたりイかせたりするだけで、私は決して他人に肌を晒したりはしません。
だって、恥ずかしいし。
もちろん、落とした女の子に奉仕させたりもするけれど、そういう時は相手に目隠しをさせます。
相手の裸は遠慮なく見るけど、自分のは見せないままです。
私の指テクによる上下関係が最初の数秒で構築されているので、そんな無茶も通ってしまうのでした。
さて、パンツです。
女の子のスカートなりジーパンなりを脱がせて、下半身をパンツだけにします。
私服でもブルマを履いている女の子はそこそこいるけど、それも脱がしてしまい、パンツを丸出しに。
ブルマは膝まで下ろしたところで止めておきます。これはただの個人的な拘りです。
半脱ぎブルマはいいものです。
この時点でパンツを濡らしていない女の子は皆無です。濡れ具合には個人差がありますけれど。
大体は股間の部分に薄っすらと染みが出来ているくらいです。
たまにパンツから漏れそうなくらい濡らしている女の子もいますが、さすがにそう多くはないです。
パンツの上からお尻の穴をぐりぐりと押すと、女の子は下半身をビクビク震わせます。
上半身の反応は女の子によって様々です。
脱力してベッドに顔をうつ伏せている子や、ギュッと力を入れて握り拳を作っている子。
喘ぎ声を必死に我慢している子や、可愛らしい声を上げてしまう子。
ホント、色々です。
でもみんな顔を真っ赤にしています。
まあ、肛門快楽を味わうのは初めてのことでしょうから、恥ずかしくないわけはないでしょう。
私も最初にアナルオナニーをした時は、
誰にも見られていなかったのに恥ずかしくて堪りませんでしたから、気持ちはとてもよく分かります。
彼女達の場合、自慰ではなく他人に弄くられているのだから尚更のことでしょう。
女の子の恥辱に満ちた顔はとてもエッチです。
見ているとオマンコがキュンとしてきちゃいます。
肛門責めをしているうちに私もパンツを濡らしてしまうのですが、責められている女の子の方は、
私よりも愛液を溢れさせてパンツの染みを広げていきます。
私のテクニックに掛かればそれくらいは簡単なことです。
パンツ越しに中指の腹で肛門を軽く押し続けていると、
十秒も経たないうちに女の子はアナル快楽のことしか考えられなくなります。
羞恥を感じている余裕すら無くなるのです。
誰もがそうです。十秒を過ぎても恥らったままの女の子は今のところいません。
最長耐久記録は確か七秒くらいだと思います。
緩んだ表情をして荒い息を吐いている女の子は物凄く可愛いです。
私は可愛い女の子にしか手を出さないので、元々可愛くて当たり前なのですが、
お尻の穴で感じて身体を熱くしている女の子は余計に可愛く見えてしまうのです。
こうなったらもう私の思うがままです。
無抵抗というだけでなく、私の言うことはなんだって聞いてくれます。
この段階なら女の子同士のキスだって応じてくれます。
まず女の子を横向きにして、私も隣に寝ます。
向かい合うと、甘い息が私の顔を撫でてきます。
いつもそれで私はすごく興奮してしまうんですが、
決して脱いだり触らせたりはしません。せいぜいキスくらいです。
キスだけでもかなり気持ち良くなることは出来ます。
初めは何も言わずいきなり唇を奪ってしまいます。
間髪入れず女の子の唇を割り開いて舌を差し込みます。
女の子はみんなビックリして目を見開くのですが、
すぐに瞳を閉じて私の舌の感触を堪能し始めます。
キスの味を一度知ってしまえば、もう女の子なら誰もが虜になるのです。
私の舌なら尚のことです。
いったん唇を離してから、舌を突き出すように指示すると、
陶酔している女の子は間違いなく言うとおりにしてくれます。
小さく口を開いて、可愛らしくちょこんと舌を差し出してきます。
これはどの女の子も同じような感じです。
女の子の舌を私の唇で挟み込み、
吸い立てながらチュプチュプといやらしい音を立てると、
女の子の身体が小刻みにプルプルと震えます。
感じているのです。
私に舌を吸われて感じない女の子はいません。
私は女の子の口内に自分の舌を侵入させます。
顔を斜めにしているので女の子の熱い鼻息が頬に当たります。
私が舌をうねうねと絡み付かせているうちに、女の子もおずおずと舌を動かし出します。
お互いに舌をまとわり付かせ合うのですけれど、
そうしている時間はけっこう女の子によってバラつきがあります。
ディープキスだけで女の子を蕩けさせたいので、それまで私はずっと舌を繰り出していきます。
女の子がキスで朦朧となるまでのこの時間に個人差があるのです。
まあ、それでも、長くて三十秒といったところですけど。
女の子がキスの快楽に酔いしれて瞳をトロンとさせてきたら次の段階です。
舌と舌を巻き付かせたまま私は女の子のパンツに手を入れます。
とりあえず前からです。
パンツの中に手を突っ込み、割れ目に触れれば、ヌルヌルした液体が待っています。
ここまできて股間をベトベトに濡らしていない女の子はいません。
パンツから漏れ出た愛液が太ももを濡らしているのも珍しくはないくらいです。
ちなみに中学一年生ともなるとほとんどちゃんと下の毛が生えてます。
ツルツルの女の子なんて私は一人しか知りません。
その子は随分と気にしていたようですけれど、半年くらいしたら目出度く生えてきました。
まあどのみち私にはあまり関係のないことです。私の標的はあくまで女の子のお尻の穴。
ワレメに触るのは自分の指を潤わせたいからです。
いくらなんでも未経験のお尻の穴に濡らしもせずに指を入れたりするのは可哀想ですし。
割れ目に中指を擦り付けて充分に愛液まみれにして、
パンツから手を引き、今度は後ろから突っ込みます。
パンツを脱がせたりはしません。
これもただの個人的な拘りです。
履いたまま弄るのはいいものです。
尻たぶにスーッと指先を滑らせ、お尻の穴に直接触れた途端、女の子は甘く鼻を鳴らします。
大抵は舌の動きを一瞬だけ止め、それから今まで以上に強く舌を擦り合わせてきます。
お尻の穴に私の指が直に触れているというだけで気持ち良くて仕方ないのです。
肛門表面に愛液を塗り込めて、中指を窄まりの中心に突き立てただけで、
多くの女の子は期待に全身を身震いさせます。
でもすぐには入れてあげません。
もう少しだけ焦らしてあげるのです。
女の子は切なそうな呻き声を上げてくれます。
震えている女の子の姿に背中がゾクゾクしてきます。
意地悪して女の子が悶える姿を愉しんでいるというのもありますが、
それだけが理由でこんなことをするのではありません。
焦らした方が、いざ指を挿入された時の快感も大きくなるのです。
私の技術なら万が一にも傷付けたりすることはありませんが、
まあそれでも肛門をほぐしておくに越したことはないでしょう。
お尻の穴を指先でつついているうちに、女の子は堪らなくなって挿入を懇願してきます。
そうしたら私は願いを聞き入れてあげます。
自分からおねだりした女の子は、
全てが終わったあと冷静になってからも私の言うことに逆らえなくなるのです。
中指を肛門に沈めていくのはもちろんゆっくりとです。
快感に支配されているため女の子の身体は脱力していて、
お尻の穴はわりとスムーズに私の指を受け入れていきます。
指がズブズブと肉の輪を貫いていく様はとてもいやらしくて、
いつも私はその光景を見ながらパンツを濡らしてしまいます。
すっぽりと中指が根元まで埋まると、半分くらいの女の子はそれだけで絶頂します。
直腸に埋まった指を少し曲げれば残りの半分の女の子も快楽の階段を上り詰めます。
掠れた声を上げながら内腿を引き締め、つま先を小刻みに震えさせるのです。
イク時にみんな括約筋をキュッと締めるのが可愛いです。
頭の中が真っ白になっていることでしょうが、私はそこで終わらずに指を出し入れしていきます。
少しずつ指先まで引き抜いて、また緩々と埋め込んでいきます。
緩やかな抜き差しに、女の子はこちらを振り返ってもどかしそうな顔を向けてきます。
もっと激しく動かして欲しいとハッキリと口にする子すらいます。
構わず私はゆったりとした指使いで丹念に女の子の直腸を擦り上げていきます。
これだけでも私のテクニックによって女の子は身体に力を入れることが出来ず肛門快楽に身悶えします。
しばらくそうやって粘り強く腸内粘膜を捏ね回していると、ちょっとずつ腸液が滲み出てきます。
私が塗り込めた愛液よりもいくらか粘ついた液が私の指に絡み付いてきます。
指を出し入れしていると時折クチュリとエッチな音が鳴ります。
経験上、オマンコとは違ってそんなにヌレヌレになるわけじゃないし、
人によっては量が少ないどころか、ほとんど分泌されないこともあるようです。
まあ、ともかく。
しつこく肛門を弄り回していると女の子はそのうち再度の絶頂を迎えることになります。
平均すると三分くらいでしょうか。
時間を計ったことはないので正確には分からないけど、
大体それくらいで二度目のアナル絶頂に至ります。
私はその時になって初めて指の動きを加速して、ズボズボと勢い良く肛門粘膜を掻き乱してあげます。
力の限り中指を打ち込んでいきます。
ゆったりとした出し入れから突然トップスピードで摩擦され、
女の子はたちまち肛門絶頂してしまいます。
でもまだ終わりではありません。
私はそのまま怒涛の出し入れを続けます。
愛液と唾液が掻き混ざって泡立ち、グチュグチュと淫靡な音を奏でてくれます。
女の子のオマンコも愛液でベトベトです。
私は女の子の肛門をハイペースで突き込みつつ、
たまに円を描くように中指を回し、腸壁を広げたりしていきます。
指を激しく動かしているうちに私自身の息も荒くなってしまいます。
肛門粘膜が掻き混ぜられる音と、私と女の子が熱い息を吐く音が、部屋の中を包み込みます。
女の子は何度も肛門絶頂に達して、ビクビクと身体を痙攣させます。
口から涎を垂らしてアナル快楽に耽る女の子は、私の目に魅力的な姿として映ります。
だから何回絶頂させても私が飽きることはありません。
数え切れないくらいの絶頂を味わわせて、
女の子が快感のあまり気絶してしまうと、私はようやく指の動きを止めます。
ぐったりした女の子の顔を眺めながら指を引き抜き、自分のパンツの中に手を忍ばせて、
女の子の愛液と腸液にまみれた中指をお尻の穴に押し当てます。
その時の恍惚感は格別です。
気絶した女の子に身体を寄せながら私は肛門自慰に耽ります。
女の子を落とす時は大体そんな感じです。
中等部の女の子はみんなうぶなので私の思うがままでした。
三年生だった頃は最上級生ということもあり何かとやりやすかったです。
後輩相手にやりたい放題でした。
まだ中等部を卒業した直後なのですが、
なんだか色々やりすぎてだいぶ前のことのように思えます。
今まではちょっと上手くいきすぎかなと思うこともあります。
たまには抵抗されたりするのも面白いかも知れません。
高等部の先輩相手なら、そういうことがあってもおかしくはありません。
経験済みの人だって結構いるでしょうし。
早く高等部に入りたいものです。
私が中等部に入ったばかりの頃に落とした先輩も、
今は高等部にいるでしょうから、また再会出来るはずです。
私は女の子を落とした後、あまり同じ人に長く構うことはありません。
数ヶ月くらいで会うのを止めます。
だって、同じ相手ばかりだと飽きますし、可愛い女の子は他にいくらでもいますし。
放置してきた先輩達が今頃どうなっているのか、少しだけ興味があります。
会ったら一度くらいはまた肛門絶頂させてあげてもいいと思います。
高等部に進学するのが本当に今から楽しみです。
入学式は一週間後のことなのですぐなんですけれど、待ち切れないくらいです。